また、債務保証についてはその実行の経緯から無効を主張、負担を回避する努力を続けている。ただ「先方に債務保証をした当時の詳細を知る人がすでにいない」(落合社長)ため、厳しい交渉になる可能性もありそうだ。
一方、振興銀グループに対する債権・出資も17億円ほど残存している。上場株もあり全額減損とはならない見込みだが、相当程度が追加で損失処理となる可能性は高い。また中小企業振興ネットワークでは加盟企業同士での事業的・資本的取引を行ってきた。ラ・パルレや中小企業保証機構に続くネットワーク加盟企業の破綻が連鎖すれば、さらなる損失につながることもありそう。
インデックスHは、10月1日に携帯関連事業会社のインデックス、ゲーム開発子会社のアトラスを吸収合併するなどグループを再編、ネット・ゲーム関連事業とアニメ・CG関連事業の2事業部門体制にスリム化し経営再建に努めている。とくに、急成長中のソーシャルゲームやスマートフォン向けのサービスを強化し、収益回復を図る考えだ。前期決算でも本業ベースではリストラや事業再編の効果は見え始めているだけに、振興銀行に頼ったツケが、一段と重くのしかかっている格好だ。
(丸山 尚文 =東洋経済オンライン)
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