東京都が設立を目指す新銀行に日銀、大手銀行の出身者が参画

石原都政が設立に向けて準備作業を続けている「東京都銀行」に金融業界出身者などが参加することになった。今後も人材獲得に東京都が動くことはまちがない。
 今回、東京都銀行プロジェクトに加わったのは日銀出身者と旧住友銀行出身者の二人。
一人は日銀の坂田秀三・前考査役で、もう一人はかつて住友銀行の個人部門の幹部を勤めた経験を有する徳田一氏だ。
 東京都は銀行設立に当たって、銀行免許の申請・取得という当初の路線を変更し、最近は、外資系信託銀行買収という路線に動いている。しかし、いずれにしても、東京都が目指している中小企業向け融資や決済サービス提供のビジネスモデルを作り上げるには実務経営者の確保が不可欠だった。
 東京都は、2005年4月の開業を目指している。それまでの間にビジネスモデルと、その基盤となるシステムを構築、稼動できる体制を作り上げなければならない。実務レベルの人材獲得は今後も続きそうだ。なお、両氏の場合、出身母体である日銀、三井住友銀行との関わりはまったくないようだ。
【浪川攻記者】


(株)東洋経済新報社 電子メディア編集部

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