北朝鮮、日本企業を歓迎するもう1つの顔 平壌の大規模見本市に押し寄せる市民

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「TOSHIBA」ブランドのパソコンがあった

金正恩第1書記は「経済建設と核建設の併進路線」を掲げるが、国内では「核開発よりも経済発展を」という雰囲気が強い印象を受けた。

「米国と対立関係にあるから」という理由で経済関連のデータを開示しない北朝鮮。だが平壌では、商業施設の店頭にたくさんの商品が並び、国産の食品や日用品も増え、多くの人が買い求めている。1990年代後半から続いた「苦難の行軍」と呼ばれる経済危機は過ぎたことを実感した。少なくとも平壌では市民の購買力が向上し、商品経済が根付き始めたようだ。

週刊東洋経済2014年11月1日号〈10月27日発売〉掲載の「核心リポート03」を掲載)

福田 恵介 東洋経済 解説部コラムニスト

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ふくだ けいすけ / Keisuke Fukuda

1968年長崎県生まれ。神戸市外国語大学外国語学部ロシア学科卒。毎日新聞記者を経て、1992年東洋経済新報社入社。1999年から1年間、韓国・延世大学留学。著書に『図解 金正日と北朝鮮問題』(東洋経済新報社)、訳書に『金正恩の「決断」を読み解く』(彩流社)、『朝鮮半島のいちばん長い日』『サムスン電子』『サムスンCEO』『李健煕(イ・ゴンヒ)―サムスンの孤独な帝王』『アン・チョルス 経営の原則』(すべて、東洋経済新報社)など。

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