老いの才覚 曽野綾子著

老いの才覚 曽野綾子著

1931年生まれの著者が老化度を計る目安としているのは「くれない指数」。どんなに若い人でも、「してくれない」と言い出したときが、その人の老化の始まりだという。他人に依存せず、自分の才覚で生きる、少なくとも生きようと希(こいねが)うべしと勧める。

それには、何ができるかを考えて、日常生活の営みを人任せにはしないこと。その時々にその人なりのできることをやればよく、能力が衰えてきたら、生活を縮める。いくつになっても「精神のおしゃれ」は大切。健康を保つために食べすぎない、夜遊びをしない。受けるより、与える側に立つと幸せ感は高まる。

自立した老人として、人生を面白く生きる才覚の持ち方を豊富な経験から説く。

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