朗報!回転寿司のプロの食べ方、10のスキル 安くておいしい回転寿司は「ここ」で見抜け!
3. 「玉子焼き」が自家製か仕入れ品か
寿司ネタで、もうひとつわかりやすいのが「玉子」です。上に載っている「玉子」が、店で手作りしている「自家製」か、工場で作った「仕入れ品」かを見るのです。
玉子焼きが自家製か仕入れ品かは「見た目」でわかります。家庭で作るように、店舗で焼けば「自然な焦げ目」がつく一方で、工場で作ったものは焦げ目のない「黄色一色」になりがちです。
もちろん、店舗で焼いたほうが、ふんわりしたおいしい玉子になります。ぜひ、レーンの上を流れている「玉子の見た目」に注目してください。
4. 醤油差しの「注ぎ口の大きさ」に注目する!
テーブル席やカウンターに置いてある醤油差しの「注ぎ口の大きさ」からも、店の実力や考えを知ることができます。
冷凍ネタを使うような店は、往々にして、醤油が付け皿に大量に注がれるように、わざと「注ぎ口が大きい醤油差し」を使っています。醤油自体にも「調味料(アミノ酸等)」などを入れて、普通より濃い味付けにしています。
味の抜けた鮮度の悪い刺身でも、濃い味付けの醤油をたっぷりつければ、それなりに食べることができるからです。だから、「注ぎ口が大きい醤油差し」を用意しているのです。
5.「サーモン」にハズレなし
「高級寿司店と、安くて気軽な回転寿司では、ネタの質も味も違うのは当然」と思っている人が大勢います。確かに、そういう側面があるのは事実ですが、実はひとつだけ、高級店も100円均一の回転寿司も「同じレベル」のネタがあります。
それは「サーモン」です。
寿司ネタのサーモンはほぼ100%が輸入品で、高級店も回転寿司も使っているものは同じです。高級店のサーモンは、ネタが大きく厚く切られている分、おいしく感じることはありますが、サーモン自体には大差ありません。
ということは、どの回転寿司店でも、サーモンであれば、まず「ハズレ」がないということです。どの回転寿司に行っても、サーモンは「ハズレなし」の一品です。
6.シャリ(ご飯)が「温かい」か
寿司の味は「ネタ」で決まると思うかもしれませんが、実は「シャリ(ご飯)」こそがおいしさの決め手です。その店で炊いた、炊きたてのご飯で作った「温かいシャリ」に冷たいネタを載せて一体感を味わうのが寿司の醍醐味です。
「ほのかに温かい」のがいいシャリです。わかりづらいときはネタをはずしてシャリだけを味わってみてください。ヘンに甘かったり、冷えすぎたシャリを使っている店は「仕入れ品」を使っている可能性があります。もちろん仕入れ品と店で炊いたご飯では味が段違いです。
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