FDAファイザーのコロナ経口治療薬緊急使用許可 コロナと闘う新たなツールを提供するもの

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米政府は11月に1000万回分を53億ドル近くで発注

ホワイトハウスはファイザーの経口薬と、メルクが開発した別の経口薬を医療提供体制の逼迫(ひっぱく)を軽減する重要なツールと位置付けている。事情に詳しい複数の関係者によれば、規制当局はメルクの経口薬についても近く緊急使用を許可する見通し。

ファイザーの株価は22日の米株式市場で1%高。

大規模な臨床試験ではパクスロビドをワクチン未接種のハイリスク患者に発症後5日以内に投与したところ入院が88%減少したという。

供給量は当初は限られるが、来年には増産される。米政府は11月にファイザーに1000万回分を53億ドル近くで発注。ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は「米国で速やかに出荷を開始する用意がある」と述べ、生産を来年大幅に増やし、1億2000万回分を生産する見通しを示した。

原題:Pfizer Covid Pill Cleared for High-Risk Patients in U.S. (2)(抜粋)

(緊急使用許可対象の詳細を追加して更新します。更新前の記事は見出しの会社名の誤字を訂正済みです)

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著者:Robert Langreth

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