料理店も"悲メ~"、ラム肉価格が急上昇

ヘルシー志向が追い風、13年初の1.5倍に

日本で消費されるラム肉の9割以上は豪州とニュージーランドからの輸入品だ(写真:矢部志朗/アフロ)

「本当に困ったものだ」。都内のジンギスカン料理店店主はラム肉の仕入れ価格高騰に頭を抱える。同店は1皿100グラムで、漬け込みバラを580円、肩ロースを680円で提供しているが、「今年になって、それぞれ100円値上げした」(同)。

同様に、食品スーパーも販売価格を引き上げている。マルエツは豪州産ラムの肩切り落としを100グラム当たり198円で販売しているが、「我慢しきれず、2~3カ月前に20~30円程度値上げした」(商品本部精肉部)。ライフコーポレーションも「仕入れ価格が昨年比1割程度上昇したため、この分は価格に反映させた」という。

オセアニアからの輸入が9割超

羊肉の中で、生後1年以内のものはラム、1年以上のものはマトンと分類される。国内で消費されるラム肉は9割以上が豪州とニュージーランド(NZ)から輸入され、日本ハム、アンズコフーズの大手2社が買い付けシェアの7~8割を握るとみられる。

ラムの価格が上昇し始めたのは、2013年初頭から。代表的なラムである豪州産の肩肉の直近の仕入れ値は1キログラム当たり1100~1200円と、2013年初頭比4~5割上昇しているもようだ。

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