孫さん、頭から「たらいの氷水」かぶる 難病ALS対策チャリティーの一環で

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「よおーーっ」バッシャーン!

8月20日、午前9時30分。社員のざわめきとともに、ソフトバンクの孫正義社長がバケツの水をかぶった。続いて、たらいに山盛りの氷水をかぶり、最後にダメ押しで、じょうろの水をチョロチョロ(笑)。本社高層階の社員食堂に集合した100人以上の社員は、一同に大爆笑した。

これはもちろん、宴会芸や余興などではない。筋肉が収縮し機能が低下する、難病「筋委縮性側索硬化症(ALS)の研究を支援する、チャリティキャンペーンの一環だ。指名された人は、“24時間以内に氷入りの水をかぶる”か、“ALS Associationに100ドル寄付する”か、どちらかを実行しなければならない。参加者はあくまで善意で氷水をかぶるのであって、もちろん拒むことも可能だ。

テリー・ゴウから指名された孫さん

米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長や米アップルのティム・クックCEO、米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOら、IT業界をはじめ、世界の著名人たちがこの「Ice Bucket Challenge」に挑戦。水をかぶる姿がYouTubeなどで世界に発信された。

孫さんを指名したのは、台湾ホンハイ(Foxconn)のテリー・ゴウ氏。19日18時48分、自身のツイッターのアカウントから「FoxconnのTerry Gou氏の指名で、明日8/20(水)9:30に難病ALS対策啓発チャリティーで頭から氷水バケツをかぶります。」と宣言。マスコミも急遽集まった。

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