野生の象を怒らせ「踏まれた男」の衝撃的瞬間 毎年500人以上の人と100頭のゾウが衝突で死亡
<ネット上では、ゾウを刺激した群衆に非があるとの意見が多数派>
先月25日、インド北東部のアッサム州で男性がゾウに踏まれて死亡するという事件が発生した。
この事件の決定的瞬間を捉えた動画がソーシャルメディア上で広く拡散された。多くのコメントが、ゾウの群れを刺激した群衆に非があると指摘している。
誰を責めたらいいのだろう
地元紙アッサム・トリビューンによると、この事件はモロンギ茶園で起こった。インド森林局の職員であるパルビーン・カスワンは、「1人の人間が命を落とした。誰を責めたらいいのだろう」というコメントとともに映像をツイートした。
動画には、森林保護区の外にある公道を横断するゾウの群れと、その光景に目が釘付けとなった人々が映っている。車のクラクションが鳴り響き、群衆の一部はゾウに向かって叫んでいる。黄色い旗を振る男性の姿も。
やがて1頭のゾウが群れから離脱して向きを変えると、群衆の方へと走り出した。逃れようとした男性の1人が転倒すると、数回踏みつけ、そのゾウは群れの方へと戻っていった。
被害者は45歳の男性で近くの病院へと運ばれたが、その日の夜に死亡した。
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