米国が「コロナ耐性ランキング」で日本逆転の真因 米の有事対応「ワープスピード」と何が違うのか

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さて、競馬である。この週末は安田記念(6日開催、東京競馬場第11レース、芝1600メートルのG1競走)が行われる。

同じコースで行われた3週前のヴィクトリアマイル(牝馬限定のG1)では、グランアレグリアが4馬身差で圧勝した。ラジオ日経の小林雅巳アナは、「強い。それはなぜか。それはこの馬がグランアレグリアだからです!」とコールした。痺れるような強さであった。

安田記念の本命はあえて「あの馬」で勝負

普通に考えたら、グランアレグリアで決まりである。しかし、1年前に同じヴィクトリアマイルを圧勝したアーモンドアイ(史上初のG1 9冠馬)は、中2週という強行軍が祟ったか、安田記念では2着に敗れている。それに牝馬だけのヴィクトリアマイルと、牡馬と戦う安田記念では雰囲気も違ってくる。一抹の不安がないとは言えない。

そこであえて本命にはインディチャンプを採る。このレースでは去年は3着、一昨年は1着と安定感は随一。鞍上の福永祐一騎手は先週も日本ダービーに勝って絶好調。そのインディチャンプを軸に3連複で流す。相手はグランアレグリアとサリオス。後はシュネルマイスターとラウダシオンの合計6通りの組み合わせとなる。

順当にグランアレグリアとサリオスが相手なら、これはとっても安い馬券となる。でも、荒れるとなれば俄然おいしいレースとなるはず。ここは不確実性があると見て、柔軟に構えたい。パドック次第では、ダノンキングリーを組み込むのも一案だろう。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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