トヨタとホンダ、電動化の新戦略で決定的な違い 王者も従来計画のままではいられなかった

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新たに打ち出した電動化戦略。トヨタとホンダは対照的だ(写真:鈴木紳平、大澤誠)

「少なくとも、トヨタはあんな宣言はしない」――。

ホンダが4月23日に業界を驚かす大胆な電動化目標をブチ上げた後、トヨタ自動車の幹部は否定的な口調でそう述べていた。

5月12日、トヨタ自動車も従来の電動化計画を改め、地域別の具体的な数字と一歩踏み込んだ目標を打ち出した。「今、海外の投資家は企業のカーボンニュートラルの取り組みに一番関心を持っている。とくに欧州の投資家は数字を示さないと話がかみ合わない」(トヨタ関係者)。

ホンダに対抗したという向きもあるが、投資家の理解を得るには具体的な数字を出さざるを得なかったのが実情だ。

東洋経済プラスで配信する連載「電動化への大号砲」で、この記事の続きが無料でお読みいただけます。連載では以下の記事も配信しています。

EVに全集中、ホンダの大胆すぎる「生存戦略」

ホンダの「豹変」でサプライヤーも発奮

ホンダ「電動化100%目標」に3つの焦点

木皮 透庸 東洋経済 記者

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きがわ ゆきのぶ / Yukinobu Kigawa

1980年茨城県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。NHKなどを経て、2014年東洋経済新報社に入社。自動車業界や物流業界の担当を経て、2022年から東洋経済編集部でニュースの取材や特集の編集を担当。2024年7月から週刊東洋経済副編集長。

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