ベンツ「Cクラス」刷新の破壊力 もはや高級車は排気量では語れない
Cクラスにとっての長年のライバルともいえるのが、同じドイツのBMWが手掛ける「3シリーズ」。こちらも最量販の“定番”セダンだ。国内では年間平均1万5000台~2万台を販売しており、Cクラスを上回る。「安全」のイメージが強いメルセデス・ベンツが走行性能を強調したのも、「走り」重視のBMWを意識してのことといえる。3シリーズの価格帯は466万~640万円と、Cクラスより一段高い。旧モデルから価格水準を大きく変えず、機能や装備を充実させたCクラスで、ベンツはBMWの牙城切り崩しを狙う。
2013年のメルセデス・ベンツの国内販売台数は過去最高の5万3731台だった。上野社長は「次の目標は6万台」とかねてから公言。8月からは国内2カ所目の新車整備センターが愛知・豊橋で稼働し、新拠点の開店や既存店の拡張など、販売基盤の拡大も続々と進む。ベンツの今年4~6月の販売台数は、
(撮影:尾形文繁)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら