フェイスブックが急遽、音声分野を強化の狙い コロナ禍でのオーディオ体験の増加が背景に
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手の米フェイスブックは音声サービス分野に一段と積極的に進出する。ライバルのツイッターや招待制音声SNSとして人気化しているクラブハウスに対抗する狙いだ。
フェイスブックの主要サービス責任者フィジー・シモ氏が19日に明らかにしたところによると、同社は音声を重視した複数の新サービスを構築する。ユーザーがライブ討論会を主催できる仮想ルームや、写真や動画と同様に短い音声録音を投稿できる「サウンドバイト」と称する機能などが含まれる。
また、フェイスブックのメインのアプリから直接ポッドキャストをダウンロードし聴くことができる機能も開発する方針。リコードが先にフェイスブックの計画を伝えた。
シモ氏は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の間に「フェイスブック・メッセンジャー」や「ワッツアップ」などでの「オーディオ体験の大幅増加が見られた」と指摘。こうした状況を受けて同社が新サービスの構築に動いたと説明した。
原題:Facebook Pushes Into Audio to Compete With Clubhouse, Twitter(抜粋)
著者:Kurt Wagner
(画像:iStock/Wachiwit)
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