キャンピングカー3つの最新トレンドを探る 充電、家具、テレワークが新たなキーワード

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ほかにも会場では、大手カー用品チェーンのオートバックスセブンが展開するカーレーベルのゴードンミラー モータースが、インテリアショップ「ジャーナルスタンダードファニチャー」とコラボレーションしたモデルを展示していた。

ハイエースをベースに、ゴードンミラー モータースがジャーナルスタンダードファニチャーとコラボした「GMLVAN V-01JSF」(筆者撮影)
GMLVAN V-01JSFのインテリア(筆者撮影)

ファッションブランドのジャーナルスタンダードが運営する同インテリアショップは、ヴィンテージ感を演出したオリジナル家具などが、若い世代を中心に支持を得ている。そのコラボモデルは、ハイエースをベースとした「GMLVAN V-01JSF」と、日産自動車の中型商用バン「NV200バネット」をベースにした「GMLVAN C-01JSF」の2台だ。いずれも運転席や2列目シートには、シックな印象のチェック柄生地を用いたカバーを装着し、シンプルながら現代風のインテリアを演出する。また、天井やテーブル、ラゲッジ部のフロアなどにはオーク材を使用することで、アウトドアによくマッチしたスタイルを実現している。

商用バン「NV200バネット」をベースにした「GMLVAN C-01JSF」(筆者撮影)
GMLVAN C-01JSFのインテリア

これらモデルのコンセプトは、最近話題の「VAN LIFE(バンライフ)」だ。バンライフとは、自分の衣食住に必要な物だけを自動車に積み込み、アウトドアなどで車を中心に生活するライフスタイルのこと。元来、欧米で流行したものだが、メディアなどで紹介されたことで、最近は日本でも注目を浴びている。こうした若い世代に注目されているキーワードや人気家具ショップとのコラボは、増加傾向にあるキャンピングカー初心者をメインターゲットにしているためだろう。いずれにしろ、これら2台が持つ雰囲気は、既存メーカーが製作したキャンピングカーとは違うテイストが持ち味だけに、市場にどう受け入れられるのかが注目される。

キーワード03 テレワークに向けた「移動オフィス」

コロナ禍でテレワークが推進され、近年話題になっているのが「自動車のオフィス化」。自宅に作業スペースがない場合などに、自動車の車内でノートPCなどを開き仕事をするという考え方だ。また、最近は「ワーケーション」なる言葉も生まれた。こちらは、自動車で観光地や田舎町などに行き、休暇を取りながらリモートワークなどで働くことで、テレワークの延長線上にあるスタイルだ。

テレワークやワーケーションを提案するケイワークスのハイエースのインテリア(筆者撮影)

そんな時代のニーズにキャンピングカーをマッチさせたのが、ケイワークス(本社・愛知県)の「オフィスカー」だ。トヨタのハイエースとホンダの軽商用車「N-VAN」をベースに移動式オフィスを提案した。

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