あの端末が「iPhone」に? 小型無線ルーターが活躍

どこでも手軽にネットに接続--。イー・モバイルの小型無線LANルーター「ポケット・ワイファイ」の販売が好調だ。

無線LANは対応端末をネットにつなげる技術。自宅や駅など接続ポイントがある場所でしか使えないのがネックだったが、これはいわば、持ち運べる接続ポイント。昨年11月の発売以来、新規契約者の約4割が購入するなど予想以上の出足という。

軽量で持ち運びやすいことに加え、普及を後押ししているのはゲーム機やデジカメなど無線LAN対応端末の増加だ。

「仕事でノートパソコンを使うビジネスパーソンが、プライベートで『ニンテンドーDS』などにも使っている」(イー・モバイル商品企画部の加藤一郎課長)。

中でも多いのはアップルの音楽プレイヤー「iPod touch」との組み合わせ。接続ポイントのない場所でもネットを使えるようになり、電話やカメラを除けば「iPhone」と同じような機能を楽しめる。5月末にはタブレット型端末「iPad」が日本に登場するなど対応製品は広がり続けている。

ソフトバンクモバイルも3月下旬に「ポケット・ワイファイ」を自社ブランドとして発売。NTT BPでも同様の製品を開発している。無線LAN対応製品の拡大を受け、データ通信端末の市場で定番となる勢いだ。

(桑原幸作 =週刊東洋経済2010年4月24日号)

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