損害保険は業界再々編でも収益力強化は道半ば、世界水準の厚い壁

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 巨大新会社の発足、株式上場--4月1日、国内保険業界は新たなスタートを切った。

三井住友海上グループホールディングス、あいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険が経営統合した「MS&ADインシュアランスグループホールディングス」(以下MS&AD)、損保ジャパンと日本興亜損害保険の統合による「NKSJホールディングス」(以下NKSJ)の誕生で、損保業界は東京海上グループとともに「3メガ体制」となった。

一方、生保業界では国内2位の第一生命保険が、大手として初めて相互会社から株式会社に転換。NTT以来の大型上場としても注目を集めた。

飽和した国内市場 群雄割拠の海外市場

しかし、本番はこれから。「メガ」というのはあくまで国内のレベルであり、決して安泰ではない。3社統合で日本一の損保グループに躍り出るMS&ADですら、世界で比べると時価総額はトップ10にも入らない。相互会社時代、第一生命が日本生命とともに世界規模の生命保険会社だったのも、過去の話だ。

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