「結婚相手の条件」ランキングが示す男女の本音 リアルデータを基にした実践的婚活アドバイス

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男女3組分は「一緒にいて快適な人がいいよね」という基準で話がかみ合うわけですが、4組目分に関しては、女性側だけが一緒にいて快適かどうかを求めているため、どちらかがこの基準を捨てるか、双方が少しずつ歩み寄る必要がある、という状況になります。

女性の方が男性よりも一緒にいて楽しかったり、気楽であったりすることを求める割合が高い傾向にあるため、この結果から導かれる婚活アドバイスは、次のようなものです。男性は女性に対して、同じ男性に対してよりも、相手が「楽しんでいるか」「気を使ってないか」をより意識して会ってみる、ということです。

こういう視点が男性にあれば、お見合い後に「彼の自慢話ばかりでつまらなかったです。お断りします」という回答が相手の女性から来る、といった「婚活あるある」事例がぐっと減ると思います。

一方、女性は男性に対して、同じ女性に対してよりも「私が楽しいか、私が気を使っていないかには、女性ほど気が回らない人が多いものよ」くらいに思って挑んだほうがよさそうです。

そうすればお見合いのランチで、体調が悪いのにこってりした料理の店に誘われても、「風邪気味なので、胃がもたれちゃう。あっさりした和食のいいお店を知っているので行きませんか」と、男性に察してもらうことを求めすぎずに言えるようになるでしょう。

恋愛感情はどれほど重視される?

これら3条件以外の上位の回答は、男女ともに6割未満に収まっています。

男女ともに3割以上でランクインしたのは、「恋愛感情」「自分の仕事への理解」「共通の趣味」でした。ただこの3条件のうち、「恋愛感情」は男女で10ポイント以上の差が出ています。女性は約2人に1人が選択していますが、男性は約3人に1人となっています。

また話を超シンプルにしますが、10対10のイベントを行ったとします。そのうち男女で「やっぱりラブラブな気持ちがないと結婚なんてありえない」という考えで一致するのは、3~4組分の男女となります(そう思った2人がそれでお付き合いするかはまた別の話です)。

残りの6~7組分の男女のうち、5組は男女ともに恋愛感情以外の条件を相手に求めているので除くとして、男女の条件格差で1~2組分は条件決裂、もしくは話し合いが必要になります。

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