「口呼吸」続ける人が知らない超ヤバすぎる弊害 口臭、老け顔、無呼吸症候群にも繋がる万病の元

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

口呼吸の危険性は十分伝わったかと思います。それでも、夜眠っている間は意識的にコントロールできず、口が乾いて眠りが浅くなり、目が覚めてしまうこともあると思います。睡眠中の口呼吸は雑菌が入るだけでなく、血液中の酸素の数値が減り、心拍数が上がることもあります。そこで、おすすめしたいのが「口テープ」です。

『疲れない体を脳からつくる ボディハック』(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします)

さまざまなテープを試した結果、私のベスト口テープはニチバンの「低刺激ばんそう膏スキナーゲートメッシュ」です。

はがれづらいけれど肌が荒れることもなく、気にならないつけ心地です。もちろん個人差はあるので、マイベスト口テープを探してみてください。

ただし、鼻炎やいびきのある方は呼吸ができなくなる可能性があるため、口テープはやめておきましょう。

鼻炎やいびきは、アレルギーや骨格によるものである可能性もあるため、耳鼻科で相談して治すようにしましょう。

寝起きがよくなる「あいうべ体操」

また、口テープをつけるとストレスを感じるなど抵抗感のある方におすすめなのは、今井一彰先生が提唱されている「あいうべ体操」です。1カ月続けたら寝起きがすこぶるよくなったというお話もクライアントから伺います。1日30回、口を「あ」「い」「う」と過剰に大きく動かし、最後に「べー」と舌を思い切り出します。この運動によって舌が鍛えられ、舌がスポットに収まりやすくなるのです。

今このときも何気なく行っている呼吸ですが、その積み重ねが健康への大きな影響をもたらします。「口は呼吸器官ではない」ことを頭に入れて、「口テープ」や「あいうべ体操」を取り入れ、健康的な鼻呼吸を身に付けていきましょう。

鈴木 孝佳 姿勢・不調改善専門家

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

すずき たかよし / Takayoshi Suzuki

1986年生まれ。姿勢&不調改善の専門家。スポーツトレーナー養成の専門学校を卒業後、地域振興事業として地域の健康増進に携わる。その後、治療院でスポーツ障害や慢性疼痛疾患の治療を学ぶ。2010年にフリーランスのパーソナルトレーナーとして独立。「変形性膝関節症」「腰痛」などの不調改善を中心に年間1500件のレッスンを行う。2019年に会員制ジム ビーストイック のヘッドトレーナー兼CTOに就任。脳神経学、機能解剖学、運動生理学、栄養学に基づいた身体改善の提案を行っている。「背中を丸めるストレッチ」はTwitterで48万件のいいね、10万リツイート、600万回動画再生され話題を集めている。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事