アラフィフ女性の9割が悩む「謎の不調」の正体 実は男もかかる「更年期」マンガで徹底解説!

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さぁ、お待たせしました。いよいよ更年期(45〜50歳ころ)です。眺めのよい高所を快走してきた女性ホルモンスライダーは、ここから一気に降下山道を下るというより、まさにコースターが滑降するかのようなスリル感です。

これまで潤沢に分泌されてきた女性ホルモンが急減、肌のハリやうるおいに陰りが見え、髪の毛量やコシが減り、定期的だった生理に乱れが出る時期です。

さらに、女性ホルモンには情緒や自律神経を安定させる役割もあるので、訳もなく不安になったり、肩こりや頭痛、不眠などの症状が出たり……とトラブル続き。

ダメ押しで、子どもの巣立ちからくる孤独感、親の病気や介護のアレコレなどの環境の変化がやってくるのも、ちょうどこのころ。

ホルモンの変化が激しい「更年期」

思春期のホルモン変化も同じくらいの急変ですが、成長によって新たなアイテムを身に付けながらの上昇感と比べると、アイテムがうまく作動しないままの急降下は、行き先を知らない人なら絶望的な恐怖感を味わうはず。

A子のように絶叫する人、固まっちゃう人、疲弊してボロボロになる人……などなど続出のスリリングなコースター、それが女性ホルモンスライダーなのです。

(出典:『はじめまして更年期』より・イラスト/小迎裕美子)

女性ホルモンスライダー、いかがでしたか?

「トラブルばかりだなんて……怖くなる」「女性ホルモンが減るって枯れていくってことでしょ、めいるわぁ」「いっそ知らなきゃよかった!」って……、いやいや、ちょっと待ってください。確かに、更年期に女性のカラダ事情は急変します。「閉経」という一大イベントを迎えるにあたって、多くの人がさまざまなトラブルに見舞われるのも事実。

でも、それは女性の体を守るために避けては通れないイベントなんです。それに、このスライダーを滑り降りた先に広がるのは、デコボコのない快適でやる気に満ちた爽快な世界。

「更年期すぎたら人生バラ色よ〜!」とは、先輩女性の皆さんが口をそろえて言うセリフです。さらには、「こんなに快適なら、もっと早く知っていればよかった」というのも、よく聞かれる言葉。

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