健康不安社会を生きる 飯島裕一編著

健康不安社会を生きる 飯島裕一編著

健康をめぐり過熱した社会現象が起きている。体にいいとされる特定の食品や水、サプリメントの強迫的な摂取、奇をてらったような食事法、健康を害するのではと思える痩身法など、なるべく早く結果の出る安易な「健康法」を、おカネで買い求める。

さらに、弱者への医療・福祉の切り捨て、個人に対する健康の義務化(健康増進法)、論議があるメタボリック症候群に着目した特定健診の導入、行き過ぎた医療費削減など、一連の社会政策が「健康であらねば」という強迫的な意識を助長し、健康不安に大きな影を落としている。

11人の識者との対話を通じて行き過ぎた健康ブームの背景を探り、健康観を見つめ直す「よすが」を提供する。

岩波新書 735円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • インフレが日本を救う
  • 会社を変える人材開発の極意
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
ニセコ 熱狂リゾートの実像<br>開発に翻弄される小さな北の町

「パウダースノー」を求め、北海道のニセコに殺到する外国人客。その数は住民約2万人の14倍にも及びます。観光ばかりでなく、別荘が建ち不動産投資も活発化しましたが、地価高騰やインフラ整備負担による財政圧迫の問題も出ています。活況と苦悩の両面に迫りました。