健康不安社会を生きる 飯島裕一編著

健康不安社会を生きる 飯島裕一編著

健康をめぐり過熱した社会現象が起きている。体にいいとされる特定の食品や水、サプリメントの強迫的な摂取、奇をてらったような食事法、健康を害するのではと思える痩身法など、なるべく早く結果の出る安易な「健康法」を、おカネで買い求める。

さらに、弱者への医療・福祉の切り捨て、個人に対する健康の義務化(健康増進法)、論議があるメタボリック症候群に着目した特定健診の導入、行き過ぎた医療費削減など、一連の社会政策が「健康であらねば」という強迫的な意識を助長し、健康不安に大きな影を落としている。

11人の識者との対話を通じて行き過ぎた健康ブームの背景を探り、健康観を見つめ直す「よすが」を提供する。

岩波新書 735円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 若者のための経済学
  • 内田衛の日々是投資
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 賃金・生涯給料ランキング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
衰退か再興か<br>アトキンソンと考える<br>日本の生存戦略

急激な人口減少と高齢化の先に待ち受ける地盤沈下を避け「日本再興」を進めるには、従来の常識にとらわれず新しい発想で問題に取り組むことが必要だ。最低賃金の引き上げを含む3つの生産性向上策を軸に、日本が生き残る道を探った。