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新型肺炎で「野宿」を強いられた看護助手の悲劇 病院を追い出され武漢の街をさまよい歩く

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しかし弘済骨科病院のスタッフいわく、この病院では臨時的に「受け入れ」をしているにすぎず、今後の患者たちの扱いは上からの指示を待たなければならないそうだ。病院が治療計画を出せないということもあり、陳氏は同部屋にいる感染未確定の人に感染させてしまうのではないかと憂慮している。

再び街をさまよい歩く不安も募っている

「家族が電話をかけてきて、私を安心させるために、『ここでしっかりと治療して医師の指示をよく聞き薬を飲むように』と言ってくれました。しかし、彼らに心配をかけさせてしまうのが怖くて、実情は伝えていません。早めに治療をしてもらい、できるだけ早く回復して帰りたいです」。陳氏はそう話す。

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だが、張氏は自身が新型コロナウイルスに感染しておらず隔離期間が過ぎた場合、再び帰る場所がなく、街をさまよい歩く状況に戻るのではないかと心配している。「気持ちに矛盾が生じるときがあります。病気になるのは怖いですが、感染していないということで住む場所を失うことも怖いのです。なにが正解なのかわかりません」。

(財新記者: 包志明 、何京蔚)

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