冬に起こる「しつこいコリ」解消する4つの動き 正月でなまった体をリセット

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体が凝ってきたなと感じる前に、定期的に立ち上がるようにしたり、軽く散歩に出かけたり、お風呂によくつかるなどして、血流をよくする心がけをしましょう。

身体の硬い人ほどやりがちなのですが、よくある大間違いは「きれいな姿勢をとろう」と意識しすぎることです。きれいな姿勢を保とうと意識すると筋肉が硬くなって身体が緊張します。猫背の方や腰痛の方はとくに逆効果ですので、無理に意識しないようにしてくださいね。スキマ時間などでもいいので、ストレッチをしていただくことが最も効果的です。

体は柔らかければいいというわけではない

2つ目は、身体を柔らかくすることにとらわれないということです。柔らかすぎる体にはメリットだけではなく、実はデメリットがあります。まず、柔らかすぎると逆に姿勢が悪くなってしまう場合があります。多くの人は、柔らかすぎる筋肉を安定させるほどの筋力がないので、きれいな姿勢が保てないのです。

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もう1点は、関節が不安定になり、怪我などが起こる危険性が高まるということです。バレリーナや体操選手をはじめとするプロの方はきちんとトレーニングをしていて、関節を安定させるための筋力がついているから、開脚で180度開くなどの過度な柔軟性があっても問題ないのです。

日常生活を快適に送ることが目的であれば、身体全体を適度に柔らかくすることを意識しましょう。

以上が、日常で気をつけていただきたいポイントです。基本的には「頑張りすぎない」ことを心がけてほしいのです。いままで多くのお客様をみてきて、初めに気合を入れる人ほど続かない傾向にあります。とにかく気が向いたときや、時間があるときにストレッチしようかな、くらいの感覚でかまいません。

なぁさん パーソナルストレッチ専門家

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Na-san

1988年、兵庫生まれ。解剖学を熟知したパーソナルストレッチ専門家。『1分極伸びストレッチ』など多数の著書を刊行している。

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