米フェイスブック、無人機メーカー買収か ハイテク業界の専門ブログが「協議中」と伝える

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3月4日、米フェイスブックは無人航空機メーカーのタイタン・エアロスペースを6000万ドルで買収する方向で協議を進めていることが分かった。写真は2013年12月21日、米カリフォルニア州で(2014年 ロイター/Eric Thayer)

[サンフランシスコ 4日 ロイター] -ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手の米フェイスブックは、無人航空機メーカーのタイタン・エアロスペースを6000万ドルで買収する方向で協議を進めている。

ハイテク業界専門ブログ、テック・クランチが3日、匿名の関係筋の情報として伝えた。

同報道によると、フェイスブックは無人機を活用し、インターネット網の整備が進んでいない地域で無線によるネット接続の提供を目指す。

フィスブックが進める世界のインターネット普及に向けた「Internet.org(インターネット・オーグ)」の取り組みを後押しする可能性がある。 テック・クランチによると、フェイスブックはインターネット・オーグのプロジェクト向けに、タイタンの「ソララ60」1万1000機の活用に関心を寄せているという。

フェイスブックはコメントを差し控えている。

タイタンのバーン・ラバーン最高経営責任者(CEO)は電話インタビューで、フェイスブックによる買収や大規模発注についてはコメントできないと述べた。

同社のウェブサイトによると、タイタンが開発する無人機はソーラー式で、高度20キロの上空を最長5年間飛行することが可能。商用利用は2015年という。

米インターネット検索大手グーグルも昨年、ソーラー式の大型風船を使いネット接続の提供を目指す「プロジェクト・ルーン」を発表するなど、ハイテク企業の間では世界のネット普及を促進する動きが高まっている。

 

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