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スマホの次はクルマ、過熱するOSの覇権争い アップルが「CarPlay」を発表

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SYNCは最初の3年間は無料で利用可能。4年目以降は年60ドルの使用料が発生する。ただ、SYNC導入当初はそれほど普及していなかったスマホが台頭し、今やほとんどの機能がスマホで代替できる。そのため、利用者からは「スマホで同じサービスを、あえて有料のサービスを使おうと思わない」「搭載しているが滅多に使わない」などの声が聞かれる。

SYNCの目下の課題は、スマホと連携しながら独自の新しいサービスを提供すること。ところが、特にiPhoneと接続する時の不具合が多数寄せられており、評判を落としている。コンシューマー・リポート誌が行った品質調査でも、SYNCは車載情報システムの中で下位にランクされた。その不具合の原因がWindowsにあるのではないかと見られている。

グーグルも参入

GMのOnStarは、QNXを使ってスマホのアプリケーションをスムーズに利用出来るシステムを構築しており、SYNCほど不具合が起こっていない。多くのメーカーが採用しており、機器メーカーの開発環境も整っている。フォードがQNXに魅力を感じても不思議ではない。今回のアップルへの対応も、スマホとの連携強化の延長線上にあると考えられる。

自動車のIT化が加速する中、車向けOSの重要性はさらに高まる。

この分野に参入しているのは、マイクロソフトやアップル、ブラックベリーだけではない。グーグルは今年1月、GMやホンダ、現代自動車、アウディと「オープン・オートモーティブ・アライアンス(OAA)」を立ち上げた。グーグルのOS「アンドロイド」を搭載した車の開発を進めている。競争が激化する中で淘汰され、脱落する企業が出てくるかもしれない。

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