有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス

キリンの「クラフトビール」強化は吉と出るか 高価格帯に力を入れるアサヒと真っ向勝負

6分で読める 有料会員限定
2/3 PAGES

キリンがクラフトビールの展開を加速する背景には、国内ビール市場の不振がある。国税庁によると、国内における酒類の消費数量は1996年をピークに減り続けており、同年の約965万キロリットルから2017年には約837万キロリットルと、約13%減少した。中でもビール離れは著しく、1996年の670万キロリットルから2017年の254万キロリットルへ、6割以上も減少した。

キリンホールディングスの磯崎功典社長は今年9月のインタビューで、クラフトビールに注力する理由を次のように語っている。

「多くの消費者は、大量生産品に魅力を感じなくなってきている。ビール会社はこれまで長い間、どこも同じような商品を大量に作る競争をしてきた。市場が縮小し続けているのは、ビールそのものの魅力がなくなり、消費者にそっぽを向かれてしまったことも大きな要因であろう。(クラフトビールなどで)ビールの魅力を追求して、離れていった消費者をなんとか取り戻したい」

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数