「クレイジージャーニー」「消えた天才」不正の闇

TBSの組織的な不祥事か、個人の過ちか

2017年2月9日 マダガスカル前半
・ヘサキリクガメ
2017年2月16日 マダガスカル後半
・ラボードカメレオン
2017年8月16日 カメルーン(ゴールデンSP)
・ゴライアスガエル ・ニシアフリカコビトワニ
2018年8月8日 キューバ(ゴールデンSP/同日レギュラー枠)
・ヒメボア ・キューバボア ・フトヒゲカメレオンモドキ
2019年2月6日 南アフリカ前半
・アフリカウシガエル ・タマゴヘビ ・パフアダー
2019年2月13日 南アフリカ後半
・ノドジロオオトカゲ

謝罪文は、「今回の事態を私どもは重く受け止め、当番組は調査が完了するまで休止します。番組を御覧いただいている視聴者の皆様に重ねてお詫び申し上げます」と締めくくられていました。

しかし、不正が複数の人間によって、2年半以上にわたって行われていた以上、疑惑の目は爬虫類ハンター企画だけでなく、他の人気企画にも向けられてしまうでしょう。他の冒険家、ジャーナリスト、写真家、各種専門家などの顔にも泥を塗ってしまったことは、当番組に限らずTBSにとって痛恨といえる事態なのです。

「クレイジージャーニー」は、2015年1月2日に放送された特番時代から、他の旅番組では見られない映像を武器に、熱狂的なファンを獲得し続けてきました。また、2016年5月に「ギャラクシー賞 月間賞」、2018年6月に「放送文化基金賞番組部門・テレビエンターテインメント番組 最優秀賞」の受賞歴を持つ名番組ですが、放送再開は絶望的な状況でしょう。

アスリートのプライドを傷つけた罪深さ

一方、「『消えた天才』からのご報告とお詫び」の謝罪文では、8月11日の放送で、「リトルリーグ全国大会で全打者三振の完全試合を達成した当時12歳の少年の試合映像を放送した際、映像を早回しすることで実際の投球よりもストレートの球速が速く見える加工を行っていたこと」を公表。全31球中7球で、投球の映像を2割程度速くしていたことが明らかになりました。

さらに、「クレイジージャーニー」と同様に、過去の放送においても調査を行ったところ、下記の3件が発覚したのです。

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