学校に行けなかった5人が今、伝えたいこと 「明日の学校はムリかも」と思う人たちへ

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いちばん苦しかった時期の自分に、今言えることがあるとしたら……(写真:マハロ/PIXTA)  
本欄に記したメッセージは、悩んでいる人へのアドバイスではありません。学校へ行けないことで悩み、葛藤してきた人、あるいは今も葛藤している人が自分自身に対して本音で言えることを記してもらいました。
執筆したのは私たち『不登校新聞』に関わる10代~40代の5人です。書いてもらったのは、いちばん苦しかった時期に何があったのか、そして、その時期の自分に言えることがあるとすれば何を言うのかです。
学校の夏休みが明けていく今のこの時期に「明日の学校はムリかも」と思う人、その周囲にいる方に読んでほしいと思い、企画しました。読んでいただけますと幸いです。
『不登校新聞』編集長石井志昂

悩んでもがいていたことはムダじゃない

逃げてばかりの自分はイヤで仕方なかったけど【さゆり・18歳】

お盆が終わる頃、「あぁ、もう夏休み終わっちゃうんだ」という複雑な気持ちに襲われました。中学3年生の夏のことです。

学校が始まると、また「目立つ人たち」の目を気にしながら生活する日々が始まる。矛盾だらけの部活の顧問にも会いたくない。だけど進路のためには行かなくちゃいけない。

当記事は不登校新聞の提供記事です

学校へ行きながらも、さんざん体調も崩してきて、早退をして、親にも迷惑をかけてきた。私は何をしているんだろうって思ってました。

そもそもどうしてこんな気持ちで自分は生きているのか。ささいなことで悩んでばかりの人生なら死んでやり直したい。そんなことを悩んでいたら、あっというまに夏休みが終わりました。

重い足取りで学校へ向かう途中、キラキラとした笑顔で友達との再会を喜ぶ同級生たちを見るのは、すごくつらかったです。

自分の存在価値がわからなくなりました。ずーっと逃げてばかりの自分がイヤでしかたなかったです。人生でいちばん苦しかったのがこのときです。

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