任天堂はなぜ3期連続の営業赤字に沈むのか ゲームの"王者"が直面する事業モデルの瀬戸際

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任天堂は1月17日、2013年度の本業の儲けを示す営業損益が従来予想の1000億円の黒字から一転、350億円の赤字になりそうだと発表した。これで2011年度から3期連続の営業赤字となる。

2013年度は上半期(4~9月)が232億円の営業赤字だった。だが、年間で半分以上の売り上げを占める10~12月期に携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」、据え置き型ゲーム機「Wii U」ともに人気ソフトの固め打ちで挽回できると判断。通期で1000億円の営業黒字という2013年4月発表の予想数値を堅持していた。

Wii Uが国内外で不振

Wii Uは販売台数見通しを従来の3分の1以下に引き下げた

しかし、ふたを開けてみれば、Wii Uが想定以上に振るわなかった。期初段階で900万台と見込んでいた世界販売台数も、280万台へ引き下げた。「ピクミン3」や「ゼルダの伝説 風のタクト HD」といった人気タイトルの最新作を投入したものの、失った勢いを呼び戻すことはできなかった。

3DSも、据え置き型ゲーム機が主流となっている海外で苦戦。3DS、Wii U以外にハードの発売がなかったことが幸いし、3DSがトップシェアは奪取したものの、台数は期初に想定したほどは伸びなかった。

国内では、2013年夏に投入した「とびだせ どうぶつの森」や同年9月発売の「モンスターハンター4」がミリオンセラーとなったこともあり、2年連続で490万台を突破するなど気を吐いた。が、海外での不振を補うには至らず、世界販売台数の見通しを期初時点の1800万台から1350万台に引き下げた。

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