日本人英語「Yes・No」の乱発がダメな本質的理由 「会話が続かない」はこうすれば変えられる!

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この場合は、次のような会話が自然でしょう。

Yesの場合】
A: Did you already have breakfast this morning? 「朝食はもう食べた?」
B: Sorry, I already ate. 「ごめんなさい。食べてきちゃった」
Noの場合】
A: Did you already have breakfast this morning? 「朝食はもう食べた?」
B: Not yet. 「いいえ、まだです」

この例を見てもわかるように、Yesのほうの返答はYesを使っていません。実際にネイティブはYes/Noクエスチョンにさまざまな言い方で答えているのです。

Noの場合は、「じゃあ一緒に食べましょう」のような会話につながります。ですから、もし「この人とは一緒に食べなくないな」と思うなら、食べていなくても「Yes」で答えておくのが無難です!

「相手が何を尋ねているのか」を考える

ほかにも、よくある会話が途切れてしまう例と、自然なフレーズを見ていきましょう。

Did you see that movie? 「あの映画を見ましたか?」

Yesの場合】
 △  Yes, I did.「はい、見ました」
◯  It was great.「よかったです」
  I just saw it last night.「ちょうど昨晩見ました」
Noの場合】
 △  No, I didn't. 「いいえ、見ていません」
  Not yet. 「まだです」
  No, but I'm dying to see it.「いいえ、でもすごく見たいです」

相手は「映画について話したい」と思って質問しているので、見たのならその感想を、見ていないのなら「見たいかどうか」などを伝えるといいですね。また、この質問も場合によっては「一緒に映画を見ない?」という誘いの可能性もありますよ。

Can you speak English? 「英語を話せますか?」

Yesの場合】
 △  Yes, I can.「はい、話せます」
  Sure. Do you need help?「もちろん。お手伝いしましょうか?」
  What do you need? 「何が必要ですか?」
Noの場合】
 △  No, I can't. 「いいえ、話せません」
  Sorry, no. 「すみません。話せません」
  Not well enough, sorry.「十分には話せません。すみません」

外国人旅行者にこのように聞かれた場合は、何か助けが必要ということです。お手伝いを申し出るなど、どんな助けが必要かを聞くのが自然です。

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文法に従って機械的に答えるのではなく、「相手が本当は何を尋ねているのか」を考えるようにすると、会話がぐっと広がるようになります。「雑談できない」の悩みもきっと解決するはずです。

Yes/No以外の返答フレーズのパターンはたくさんありますので、ぜひ覚えて実際の場面で使ってみてくださいね。

(構成:黒坂真由子)

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