勝敗はいかに?海を越えた日韓鉄鋼バトル "最強"ポスコがインドネシアで高炉を稼働

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インドネシアの高炉に火入れをする、ポスコの鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)会長

世界“最強”の鉄鋼メーカーは、その地位をより盤石のものとするのか。それとも、多額の投資負担が業績の足かせとなってしまうのか――。

韓国の鉄鋼最大手、ポスコは昨年末、東南アジアでは初めてとなる一貫製鉄所をインドネシアで稼働させた。火入れ式には同社の鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)会長のほか、インドネシアのユドヨノ大統領など500人余りが駆け付けた。

ポスコは、東南アジアの鉄鋼需要が拡大基調にあると判断し、高炉などの上工程から一貫で生産する製鉄所の建設を2008年から検討してきた。2010年にはポスコが70%、インドネシアの国営鉄鋼メーカーであるクラカタウが30%出資する合弁企業「クラカタウポスコ」を設立し、建設に向けて動き始めた。

2013年は、ポスコが1973年に浦項製鉄所で高炉を稼動させてから40周年に当たる記念すべき年。着工から3年余りの歳月を経て、昨年暮れに滑り込みで稼働に至った。ポスコにとっては、浦項製鉄所、光陽製鉄所に続く第3の製鉄所となる。

現地で会見した鄭会長は「ポスコが製鉄報国の精神で韓国の経済発展を支えてきたように、クラカタウポスコもインドネシアでポスコのような役割を果たしてくれることを確信する」と述べた。

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