レクサス「UX」、実際買うならどのグレードか ガソリンかHVか、豪華仕様が欲しいなら?

✎ 1〜 ✎ 9 ✎ 10 ✎ 11 ✎ 最新
拡大
縮小

レクサスUXに搭載されるパワートレインは2種類が用意されている。TNGAプラットフォーム採用車向けに開発されたダイナミックフォースエンジンと名付けられた直列4気筒2リッター直噴エンジンのM20A-FKS型エンジンを搭載したガソリンエンジン仕様(UX200)と、そのハイブリッド用となるM20A-FXS型エンジンに3NM型モーターを組み合わせたハイブリッド仕様(UX250h)の2種類だ。

なお、ガソリンエンジン仕様とハイブリッド仕様の価格差はグレード問わず35万円(税込)となっており、装備はハイブリッド由来のもの(車両接近通報装置やEVドライブモードスイッチ、オプションのアクセサリーコンセント)以外での差異はない。

なお、ガソリンエンジン仕様は前輪駆動のみとなるが、ハイブリッド仕様にはリアに1MM型モーターを搭載した電気式4輪駆動方式のE-Four(AWD)が用意されている。そのため、4輪駆動を求めるユーザーは必然的にハイブリッド仕様を選択することになる。価格差はグレード問わず26万円高(税込)だ。

ガソリンエンジン仕様も128kW(174馬力)/209N・m(21.3kgf・m)とNA2リッタークラスと考えれば十分な出力を持ち合わせているが、高速域では1.5トンほどあるボディを引っ張るにはやや苦しく感じるシーンも見受けられる。長距離移動や高速移動が多いユーザーは燃費の面の含め、ハイブリッド仕様のほうがいいかもしれない。35万円の価格差はあるが、現状であれば自動車取得税と自動車重量税が免税なるため、グレードにもよるが諸費用で15万円前後が浮く計算となり、差額も小さくなる。どちらのパワートレインを選ぶかは実際に乗り比べて判断するのがいいだろう。

グレードは4種類

ガソリン、ハイブリッドともにグレードは4種類が用意されている。最上級グレードとなる「version L」、装備が充実の「version C」、そしてベースグレードとなる標準グレードに、スポーティグレードとなる「F SPORT」というラインナップだ。

次ページF SPORTは従来のグレードとは異なる
関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT