海外旅行中なのにポケモンGO漬けな男の執念

ゲットのためにメキシコまで渡航してみた

しかし、日本国内で捕まえることができるポケモンをほぼ捕まえ、ロンドンでバリヤードを、メルボルンでガルーラを、その帰国便の経由地バンコク・スワンナプーム空港でコータスをゲット。遠征が実を結んでポケモン図鑑が埋まっていくと、「もう全部捕まえに行くしかない」と火がついてしまった。

主な地域限定ポケモン(2018年8月現在)
バリヤード(欧州)
ガルーラ(豪州)
ケンタロス(アメリカ)
ヘラクロス(メキシコなど中南米)
コータス(タイ、マレーシア、インドなど南アジア)
トロピウス(アフリカ、南欧の一部)
ジーランス(ニュージーランド) など

中南米限定のポケモン、ヘラクロス(筆者撮影)

2018年8月時点で実装されている地域限定ポケモンのうち、日本人にとって難易度が高いのは、ヘラクロス(メキシコなど中南米)とトロピウス(アフリカ、南欧の一部)の2匹。

後々、ポケモンの交換機能が追加される(2018年6月から実装)と噂されていたので、余分に捕まえてトレードの弾にもできると考え、狙いをつけた。

最初のターゲットはトロピウス。主にアフリカで出現するのだが、ギリシャなど南欧の一部でも出現するとの情報を海外サイトで発見。ただ、ギリシャはすでに行ったことがあったので、さらに調べてみると以前から行きたいと思っていたキプロスでもトロピウスが出るということがわかり、キプロス行きが決定した。

ポケモンの神様が見ていてくれている

キプロス自体はとてもすばらしい国で、旅そのものは満喫できたのだが、肝心のトロピウスゲット大作戦は不発だった。キプロスはそんなにポケモンGOが盛んではなく、ポケモンが出現するポイントが非常に少なかった。トロピウスはおろか、ポッポやコラッタですらろくに出ないという厳しい環境。キプロス島内の移動にはレンタカーを使っていたので、移動中のポケモン捕獲ができなかったことも苦戦の一因だった。

トロピウスの影が初めて見つかったのは、2日目の夕方。遺跡の見学を終えて、周囲を散歩していたときだった。さっきまでいた遺跡の中にトロピウスが出現。慌てて戻ろうとしたが、遺跡の見学時間はすでに終わっていて、ゲートは閉められていた。ほんの数10メートル向こうなのに、届かない。キプロス滞在は残り1日、一瞬ゲートを乗り越えようかという考えが頭をよぎったが、神聖な遺跡だし、さすがにまずい。ここで諦めたことをキプロスの神様かポケモンの神様が見ていてくれていると信じ、最終日に懸けることにした。

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