日経平均続伸、「大阪万博関連銘柄」とは?

米モルガン・スタンレーが日本株を積極評価

 11月26日、東京株式市場で日経平均株価は続伸となった。円安や米株先物のプラス圏での推移が安心感を誘い、終値ベースで2万1800円台を回復した。2025年の国際博覧会(万博)の開催地が大阪に決定したことを受け、在阪中堅ゼネコンなど関連銘柄が強含みで推移した。写真は都内で9月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 26日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均株価は続伸となった。円安や米株先物のプラス圏での推移が安心感を誘い、終値ベースで2万1800円台を回復した。2025年の国際博覧会(万博)の開催地が大阪に決定したことを受け、在阪中堅ゼネコンなど関連銘柄が強含みで推移した。

日経平均はユニー・ファミリーマートホールディングス<8028.T>、ファナック<6954.T>、ファーストリテイリング<9983.T>、ダイキン工業<6367.T>の4銘柄の上昇が合計で約99円の押し上げ要因となった。

ダイキンは海外事業の拡大に期待した買いが入った。同社はオーストリアの冷凍・冷蔵ショーケースメーカーAHTを1145億円で買収すると発表した。欧子会社が、AHTに出資する英ブリッジポイントから全株式を取得する。2019年1月に買収を完了する予定。

TOPIXも続伸。セクター別ではゴム製品、パルプ・紙、海運などが値上がり率上位にランクインした。半面、鉱業、空運、石油・石炭が売られた。

市場の一部では、米モルガン・スタンレーが25日付のリポートで、日本株の投資判断を「イコールウエート」から「オーバーウエート」に引き上げたことが話題となっていた。TOPIXの目標水準は1720から1800(2019年12月時点)に引き上げた。日本株の低バリュエーションと日銀のマイナス金利廃止の予測を考慮。セクター別では銀行や保険を「オーバーウエート」とした。

きょうは大阪万博の関連銘柄の一角に個人投資家とみられる買いが入った。銭高組<1811.T>、奥村組<1833.T>、浅沼組<1852.T>など関西を地盤とするゼネコン各社が買われたほか、きんでん<1944.T>は4月につけた年初来高値を更新した。

東証1部の騰落数は、値上がり1119銘柄に対し、値下がりが915銘柄、変わらずが78銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      21812.00 +165.45

寄り付き    21647.69

安値/高値   21622.60─21838.10

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1632.20 +3.24

寄り付き     1627.96

安値/高値    1623.06─1635.91

 

東証出来高(万株)133908

東証売買代金(億円) 21733.56

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