日産GT-R×イタルデザインのすさまじい実力 1億円超の特注「50周年モデル」を徹底解剖
ここでNissan GT-R 50 byイタルデザインのプロフィールを見ていこう。まず、ベースとなるのは最新の日産「GT-R」の高性能仕様である「GT-R NISMO(ニスモ)」である。
ベースのGT-R NISMOは、言うまでもなく日産GT-Rにおける最高峰のモデルで、3.8LのV6ツインターボ・エンジンは、最高出力600馬力、最大トルク652Nmとされている。価格は1874万3400円である。
そしてここに、イタリアのイタルデザインならではのテーラーメイドが組み合わせられることになるわけだ。
今回展示されるプロトタイプは、独創的なツートーン
このプロトタイプの開発、設計、製造はイタルデザインが担当した。そして内外装はロンドンの日産デザインヨーロッパと、日産デザインアメリカが担当。言うまでもなく今回のキーマンとなった、アルフォンソ・アルベイザ氏がそれらデザインの指揮をとった。
今回展示されるプロトタイプでは、「リキッドキネティックグレイ」と呼ばれるボディカラーに、「エナジェティックシグマゴールド」と呼ばれる金色がアクセントとなった独創的なツートーンとなる。
アルフォンソ・アルベイザ氏はこの発表の場で、自らNissan GT-R 50 byイタルデザインのデザインについて解説を行った。
銀座のNISSAN CROSSING1階では、このほかに、1972年式のスカイラインGT-Rのレーシングカーが展示されるが、氏はそのレーシングカーのカラーリングも、今回のGT-R50 by イタルデザインにリンクしていると語った。
さらに今回はイタルデザインからもアンドレア・ポルタ氏が来日しており、ノーマルのGT-R NISMOから、どのような変更があったのかを解説してくれた。
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