「未成年お断りかき氷」が白金で売られるワケ

バーの運営会社はテイクアンドギヴ・ニーズ

期間限定で“未成年お断り”のかき氷が食べられる「BLUE POINT」(筆者撮影)

“未成年お断り”のかき氷が、9月17日までの期間限定で発売中だ。提供しているのは、港区白金台「プラチナ通り」に位置する、「BLUE POINT」。ハンバーガーやステーキを提供するアメリカンダイニングだ。

大人専用のリッチなかき氷と称する夏限定のメニューは、アルコール入りで、なんと価格が2000円。かき氷にしては相当お高めと思えるが、いったいどれほどリッチなのだろうか。BLUE POINT店長の岡崎貴幸氏は、同メニューについて説明する。

大人しか食べられない高級かき氷

「一般的にかき氷は子どもの食べるスイーツで、低価格というイメージが定着しています。そこで逆転の発想で、大人しか食べられない高級かき氷を作ってみよう、と思い立ちました。材料にこだわって、今まで食べたことがない、そして、ほかではまず食べられないかき氷に仕上げました」(店長の岡崎貴幸氏)

こだわりの第一は、シロップ。コンクール受賞歴もあるという和歌山県産の「KOZUE」というジャパニーズクラフトジンを用いた。

「みかんの皮のような香りで、和を感じさせるやさしい味わいになっています」(岡崎氏)

こだわりの、フィーバーツリー社のトニックウォーターを注ぎかける(筆者撮影)

そしてシロップとともに、氷に注ぎかけるトニックウォーターにも一工夫しているという。カクテルに使われるトニックウォーターは、今は人工甘味料などを用いた商品が出回っているが、もともとは、キナという植物の樹皮のエキスを材料にしている。その天然のキナエキスを用いたフィーバーツリー社のトニックウォーターにこだわった。

最後に、最もマニアックさが表れているのが、かき氷の主役である「氷」だ。

「ベースとトッピングに炭酸氷を使っています。炭酸を含んだ氷で、空気に触れるとパチパチはじけるのが特徴です」(岡崎氏)

次ページ研究に研究を重ねて開発
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 北朝鮮ニュース
  • 育休世代 vs.専業主婦前提社会
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
史上最大の上場に賭ける<br>ソフトバンクの思惑

12月19日、ソフトバンクが上場する。過去最大規模の超大型上場だが、祭りの後は楽観できない。親子上場による利益相反、高い配当性向、キャッシュの流出など懸念材料は多数。同社の大胆な戦略の前提である安定した収益成長が崩れる日、事態は……。