W杯各グループの決勝進出条件をおさらい 日本はフェアプレーポイント分で有利
●グループF
1次リーグ敗退の危機に直面していたドイツが、ロスタイムで勝ち越し点を決めてスウェーデンを下すと、グループFも事態が一変した。
メキシコが勝ち点6でトップ、これにドイツとスウェーデンが共に勝ち点3で続く。
メキシコはスウェーデンに引き分け以上で決勝トーナメント進出が決定。もし負けても、ドイツが韓国(勝ち点ゼロ)に負けるか引き分ければ、メキシコは決勝トーナメントに進める。
ドイツは韓国戦で2得点を挙げて勝利すれば決勝トーナメントに進出。スウェーデンがメキシコに負けた場合は、得点数にかかわらず韓国に勝利すれば進出できる。
また、もしスウェーデンがメキシコに勝利したとしても、ドイツは韓国に勝ち、得失点差でスウェーデンに勝れば決勝トーナメントに進出可能だ。
スウェーデンはメキシコに勝ち、またドイツが韓国に負けた場合に決勝トーナメントに進出できる。スウェーデンとドイツが共に勝った場合は、得失点差でスウェーデンが決勝トーナメント入りする可能性はある。
2敗している韓国だが、決勝トーナメント進出の望みはわずかに残されている。だがそのためには、自身がドイツに勝ち、スウェーデンがメキシコに負け、得失点差で上回らなければならない。
グループFの1位通過チームはグループEの2位通過チームと対戦する。
●グループG
イングランドとベルギーがすでに決勝トーナメント進出を決めているが、順位は28日の直接対決で決まる。
両チームは共に勝ち点6、総得点も同じ。したがって、引き分ければ、フェアプレーポイントで順位が決まることになる。現時点で、イングランドはイエローカード2枚、ベルギーは同3枚受けている。
チュニジアとパナマは共に勝ち点ゼロ。引き分けなら、チュニジアが3位となる。
●グループH
日本とセネガルは、それぞれポーランド、コロンビアと対戦して引き分ければ決勝トーナメントに進出できる。もしセネガルと日本が同じ得点で引き分けた場合、フェアプレーポイントで順位が決まる。現時点で、セネガルはイエローカード5枚、日本は同3枚受けている。
コロンビアは、セネガルを下せば決勝トーナメントに進める。ポーランドが日本に勝った場合には引き分けでも可能だ。ポーランドはすでに1次リーグ敗退が決まっている。
グループHの上位2チームは、イングランドかベルギーのどちらかと対戦することになる。
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