今から予約！今年の夏に行きたい｢ビーチ｣ 旅慣れた人こそハワイを選ぶべき？

さらにこの島に行ったら見ていただきたいのが星空。ハワイ島は赤道付近（北緯19°）にあるため、なんと北半球の全天と南半球の90％の天体を観測することが可能なのです。中でもオススメの観測スポットはハワイの最高峰、マウナ・ケア山。この山は天体観測に適しているため日本をはじめ各国の望遠鏡も設置されており、標高4205mですがなだらかなため山頂付近まで車で行くことも可能です。

ちなみにハワイ島の場合は、島も大きいので移動の際はレンタカーの利用をオススメします。日本からハワイ島へは、ホノルル経由という手もありますが、なんと成田空港と羽田空港からはハワイ島・コナへの直行便も出ているのでそちらも便利ですよ！ ホノルルだけか、ハワイ島だけか、それともホノルルもハワイ島も行くのか、今年のハワイは迷いそうです。

満月の日しか開催されない秘密のパーティ

近場のリゾートでのんびりしたいという方にはアジアの離島ビーチがいいでしょう。しかし、アジアナンバーワンビーチと言われるホワイトビーチがあるフィリピンのボラカイ島が汚水問題で最大6カ月間閉鎖になってしまい、夏休みシーズンは行けないかもしれません。かといってフィリピン・セブ島やタイ・プーケット、インドネシア・バリ島などの定番ビーチでは物足りない……そんな方にオススメのビーチを紹介します。

タイならサムイ島がベスト。サムイ島へはバンコクから飛行機で約1時間。プーケットとフライト時間は変わりません。この島は「ココナッツアイランド」と呼ばれており、たくさんのヤシの木があり、さらにはヤシの木より高い建物の建設が制限されています。

いちばんにぎやかなチャウエンビーチの周りにはホテルもレストランもバーもクラブもすべてそろっているのでのんびりするには持ってこいです。また、サムイ島のボートで20分の島・パンガン島で行われる「フルムーンパーティ」に合わせて渡航するのもオススメです。

フルムーンパーティは、文字通り満月の夜にだけ開催される、スペインのイビサ島、インドのゴアと並んで世界三大レイブ（野外パーティ）と呼ばれるビーチパーティです。毎満月の夜に開催され、欧米人を中心に数万人が参加し、砂浜にて爆音で流れるクラブミュージックで朝まで踊ります。また炎がついた大縄跳びや火の輪くぐりなど参加できるアクティビティもあるので是非参加してみてください。

フルムーンパーティの様子（筆者撮影）

僕も2016年に参加しましたが、治安もよく、かなり遅い時間まで楽しめました。かなり遅い時間になっても乗合タクシーがずっと運行しているので安心です。今年の7月から9月のフルムーンパーティの日程は、7/29(日)、8/26(日)、9/24(月)です。サムイ島へ行くのであれば、行きか帰りにバンコクで1泊して、市内観光するのもアリだと思います。