ソフトバンクが1515億円で射止めた"金の卵" あの「パズドラ」を超える人気を誇るスーパーセルとは?
現在配信しているタイトルは2つ。スーパーセルの代名詞ともなっている看板タイトルはアクション・戦略ゲームの「クラッシュ・オブ・クラン」(2012年11月配信開始)で、農園系シミュレーションゲームの「ヘイ・デイ」(同年6月配信開始)もある。
タブレット・ファースト
スーパーセルは創業以来「タブレット・ファースト」を標榜し、iOS端末の中でもとりわけiPadのディスプレーサイズに適したゲームを開発・運営してきた。
際立つのはその人気の高さだ。アプリ調査会社のアップ・アーニーによると、アップルのiOS端末(iPhoneとiPad)向けのアプリ販売ストア「アップストア」におけるゲームアプリの企業別売上高ランキングで、スーパーセルは2013年2月から8月までの7カ月間連続で首位をキープしている(9月の最新調査は10月末開示予定)。
ガンホーの売り上げは7月単月で135億円(iOS、アンドロイド端末向けの合算値)だが、売り上げのほとんどは12年2月に配信を開始した「パズル&ドラゴンズ」だ。同時点において、ガンホーが配信するアプリの数は14本だった。
それに対し、スーパーセルが2本のみ。スーパーセルはこれまでiOSに特化しており、アンドロイド端末向けは10月上旬にようやくクラッシュ・オブ・クランが対応したばかりのため、市場の開拓余地と伸びしろが大きい。
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