米拠点ファンド、1週間で239億ドルの流出

週単位で過去最大、安全への逃避起きる

 2月8日、トムソン・ロイター傘下の投信情報会社リッパーが公表したデータによると、7日までの1週間に、株式に投資する米国拠点のファンドから239億ドルの資金が流出し、流出額は過去最大となった。写真はニューヨーク証券取引所で6日撮影(2018年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 8日 ロイター] - トムソン・ロイター傘下の投信情報会社リッパーが8日公表したデータによると、7日までの1週間に、株式に投資する米国拠点のファンドから239億ドルの資金が流出し、流出額は過去最大となった。

株式ミューチュアルファンドおよび株式上場投資信託(ETF)が含まれる。リッパーは1992年以降、データを集計している。

リッパーのシニア調査アナリスト、パット・キオン氏は「安全への逃避が起きている。株式から資金が去り、多くはマネーマーケットに向かっている」と指摘した。

マネー・マーケット・ファンド(MMF)には7日までの1週間で308億ドルの資金が流入した。

同氏は米拠点株式ファンドの資金流出について、ETFからの流出が大部分を占めたと指摘。ETFは高速取引を手掛ける機関投資家がよく利用している。

リッパーによると、資金流出額は株式ETFからが210億ドル、株式ミューチュアルファンドからが30億ドルだった。

マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 日本野球の今そこにある危機
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 日本資本主義の父 渋沢栄一とは何者か
  • ドラの視点
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
改正対応待ったなし!<br>働き方と仕事の法律

同一労働同一賃金の本格化、中小企業でのパワハラ防止対策の義務化など、今年は重要な改正法の施行が目白押し。2022年に施行される法律の要点に加え、昨年の4月に施行された改正民法も総点検。改正ラッシュへの備えを万全にするための法律虎の巻です。

  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT