9月は他社から契約者流入で「良い結果」

KDDI 田中孝司社長

10月2日、KDDIの田中孝司社長は、9月はソフトバンクからもNTTドコモからも契約者が流入しており、良い結果だったと述べた。写真は同社携帯サービスブランドauのロゴ。昨年5月撮影(2013年 ロイター/Issei Kato)

[東京 2日 ロイター] - KDDI<9433.T>の田中孝司社長は2日、9月の携帯電話契約数について、ソフトバンク<9984.T>とNTTドコモ<9437.T>からともに顧客が流入したことを明らかにした。

携帯電話の契約者数は、主要3社の中で唯一米アップルの「iPhone(アイフォーン)」を取り扱っていなかったドコモから顧客の流出が続いていた。しかしドコモの9月20日の新モデル発売を機に3社すべてが販売するようになり、契約者の流れに変化が生じるかどうかが注目されている。

携帯電話の新商品発表会で会見した田中社長は「幸いにも20日の発売後、両社から(契約者の)転入が続いている。在庫がない中でよくできたなと思っている」と説明。 新モデルの売れ筋「5s」の在庫は不足しているものの、代わって前モデルの「5」が売れたという。田中社長は「(9月は)非常に良い結果に終わった」と語った。

一方、ソフトバンクの孫正義社長は9月30日の新商品発表で会見し、「ネットワークが不満で(契約者が)流出するリスクはなくなった。雪崩を打ってドコモやauに逃げていくようなことがないことは、実際にアイフォンーンが発売されて確認できた」と話している。

9月の携帯電話契約数は、各社とも10月7日に発表する。

(久保信博)

 

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ゴルフとおカネの切っても切れない関係
  • コロナ後を生き抜く
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
悪用された「ドコモ口座」<br>セキュリティーに3つの問題

「ドコモ口座」を使った預金の不正引き出し事件。背景としては、回線契約がなくても口座が使える「ドコモ口座」自体と、安全性の脆弱なシステムで口座接続していた銀行側の双方に問題がありました。情報漏洩の経路も不明で、今後の対応が問われています。

東洋経済education×ICT