9月は他社から契約者流入で「良い結果」 KDDI 田中孝司社長
[東京 2日 ロイター] - KDDI<9433.T>の田中孝司社長は2日、9月の携帯電話契約数について、ソフトバンク<9984.T>とNTTドコモ<9437.T>からともに顧客が流入したことを明らかにした。
携帯電話の契約者数は、主要3社の中で唯一米アップル
携帯電話の新商品発表会で会見した田中社長は「幸いにも20日の発売後、両社から(契約者の)転入が続いている。在庫がない中でよくできたなと思っている」と説明。 新モデルの売れ筋「5s」の在庫は不足しているものの、代わって前モデルの「5」が売れたという。田中社長は「(9月は)非常に良い結果に終わった」と語った。
一方、ソフトバンクの孫正義社長は9月30日の新商品発表で会見し、「ネットワークが不満で(契約者が)流出するリスクはなくなった。雪崩を打ってドコモやauに逃げていくようなことがないことは、実際にアイフォンーンが発売されて確認できた」と話している。
9月の携帯電話契約数は、各社とも10月7日に発表する。
(久保信博)
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