スペースX、「テスラ」を火星軌道に打ち上げ 新大型ロケットの試験発射に成功

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2月6日、米宇宙開発ベンチャー企業スペースXの新大型ロケット「ファルコンヘビー」(写真)が現地時間午後3時45分、フロリダ州のケネディ宇宙センターから無事に試験発射された。写真はスペースXについて説明するマスク氏。米カリフォルニア州ホーソーンで2017年8月撮影(2018年 ロイター/Mike Blake)

[ケープカナベラル(米フロリダ州) 6日 ロイター] - 米宇宙開発ベンチャー企業スペースXの新大型ロケット「ファルコンヘビー」が6日現地時間午後3時45分、フロリダ州のケネディ宇宙センターから無事に試験発射された。

世界最大の輸送能力があるとされるファルコンヘビーは、積載可能重量が現在スペースX主力ロケットの「ファルコン9」のほぼ3倍に相当する500万ポンド強。今回の打ち上げ成功はイーロン・マスク氏が率いるスペースXにとっては大きな一歩で、米航空宇宙局(NASA)や人工衛星会社、米軍などとの魅力的な契約受注を巡る競争で、ライバル勢に対して優位に立ったこと意味する。

ファルコンヘビーには、マスク氏が経営する電気自動車大手テスラ<TSLA.O>のスポーツカー「ロードスター」が積まれており、計画通りならばロードスターは今後地球と火星から同じ距離離れた地点で太陽を半永久的に周回する軌道に乗る。

*映像を追加しました。

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