各社が電子ペンを投入する背景には、画像を加工して投稿するSNSの普及や、ビジネス用途でのメモや資料作成にモバイル端末を活用する人の増加などがある。さらに、教育現場でタブレット端末の利用が拡大していることも電子ペンの普及を後押ししている。
ワコムがOEM事業を展開するテクノロジーソリューション事業の2017年4~9月期の売上高は、対前年同期比で3割近く拡大。タブレット端末向けに限れば倍増と絶好調だ。
ワコムでOEM事業を統括し、今年4月から社長に就任する井出信孝取締役は、「これまで閲覧用途が中心だったモバイル端末が、クリエイティブな表現のために用いられるようになってきた。指での操作では限界があるため、ペンが必要になってくる。使い心地もどんどん向上し、ひょっとして電子ペンは文房具の代わりになるかも、という領域にまで近づいてきた」と自信を示す。
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