みすぼらしいオヤジに見られないための装い

老眼も薄毛も悩まずに楽しめばいい

野宮:そう考えると、年を重ねると、逆に楽しみが増えるし、いいことのほうが多い。10代の頃よりも、自分の自由になるおカネもあるし、子育てから解放されれば、自分の時間が持てるようになる。なにより人の目が気にならなくなるので、おしゃれも含め、自由に楽しめるようになりました。そもそも、人ってそんなに他人のことを気にしていないですし。でも、その人のすてきなところを、ちゃんと見てくれている人はいると思います。

横山:うちの場合は子どもが小さいので、まだ手がかかるんですけど、子どもの運動会で若いお父さんに勝ったときは気分がいいです(笑)。さっきも言いましたけど、趣味のモータースポーツの界隈には、自分よりも年上の人が多いんですよ。70代とか。みんなめちゃくちゃ速くて、元気で、年齢関係ないなと思います。

野宮:ある程度、おカネを持ってないとできない趣味ですし。

横山:遊びとしてはぜいたくですけど、僕は酒もゴルフもギャンブルもやらないので、その分をすべてモータースポーツに注ぎ込んでます。

野宮:趣味の世界で、年上の人がいるのっていいですね。私の周りにはあまりいないかもしれない。私が刺激を受ける年上の女性は、歌手の先輩方や、フランスの女性。60代のユーミンや、80歳の雪村いづみさんが、私服で超ミニを履いてらっしゃる姿を見て、私ももうちょっと歳を重ねたら、またミニにチャレンジしようかなと思いました。

横山:僕は60代になったら、もうちょっと体を絞って、プールで堂々と見せられる体にしたいです。サーフィンもしたいし。

野宮:水着問題! なんとなく「もう水着は着ないかなー」と思っていたら、海外のリゾートに行くことになって。いざとなると、50代に似合うおしゃれな水着がなくて困りました。

横山:老眼鏡みたいに、水着もプロデュースしましょう(笑)。

渋谷系のミュージシャンはなぜか見掛けが変わらない

野宮:今はディスコやクラブどころかライブハウスにも行ったことがない人がいるらしいので、そういう人たちのためにも場を作りたいですよね。別におしゃれじゃなくても、自分の好きな格好で、好きなように楽しめばいいんです。

『おしゃれはほどほどでいい~「最高の私」は「最少の努力」で作る~』(幻冬舎)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

わたしのライブに来てくれる人たちも、みんな、好きな服を着てるだけ。おしゃれもいろいろだし、年齢もいろいろだし、性別もいろいろ。自分が好きな格好をすればテンションが上がりますし、音楽を生で聴くと、すごいすっきりしますよね。

横山:細胞が生き生きして、女性は美しく、男性はワイルドになるんですかね。

野宮:アンチエイジング効果があるかもしれない。特に渋谷系の人たちってすごくないですか?

横山:カジヒデキさんとか年齢不詳ですよね。このあいだ、田島貴男さんと一緒になったんですけど、ぜんぜん変わらない。

野宮:渋谷系を聴けば、老けないということで(笑)。

(構成:須永貴子、撮影:菊岡俊子)

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