女子がガッカリする40代男性の「休日の服装」 ちょっと恥ずかしいファッション失敗例3つ

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大人っぽい、清潔感のあるアイテムを投入するだけで、垢抜けて見える

もう少しおしゃれさを加えたいときには、上の写真のようなボーダー柄のニットを挟んでみるとよいでしょう。ボーダー柄が着こなしの中で程よいアクセントとして機能します。こうした「ちょっとした工夫」次第で、休日着の見え方は簡単に変えることができるのです。

ただ、ここで1つ注意したいのは、先ほども述べたように、「古いものは買い替える」ということです。どんなにオーソドックスなアイテムでも、数年経てば流行の変化に伴ってマイナーチェンジを繰り返すものです。

ずっとデザインが変わらないわけではありません。それに3〜5年も着れば、服はそれなりにくたびれてきますので、徐々に清潔感が失われてしまいます。定期的に、今の時代に合ったものに買い替えることが大切です。

ファストファッションを使いこなす

『ユニクロ9割で超速おしゃれ』(書影をクリックするとアマゾンのサイトへジャンプします)

そんなときに、私たちにとって身近であるファスト・ファッション・ブランドは、とても頼りになる存在です。たとえばユニクロでは、先ほど紹介したベーシックなアイテムをつねに取りそろえています。それもファッションに携わる人間であれば、誰もが驚くほどの低価格で買いそろえることができてしまいます。

ただし、ユニクロであっても、選び方を間違えてしまうと、イマイチに見えてしまいます。たくさんの服の中で何を買うのかには、慎重になるべきです。このようなユニクロの賢い使い方については私の新著『ユニクロ9割で超速おしゃれ』にまとめてありますので、参考にしていただきたいと思います。

ユニクロを最大に活用しながら、まずは気軽にファッション改善に取り組んでみる。そして少しでもその楽しさを感じ始めたら、次からは少しずつ購入する衣服の価格帯を上げていきましょう。安いものだけで全身をコーディネートするよりも、価格帯にメリハリをつけると、一層すてきに感じられるようになります。まずは気軽に始めて、効果を実感することが大切です。

ファッションが変われば、周囲の人たちが少しずつポジティブな反応を示してくれるはずです。最初は気恥ずかしく感じるかもしれませんが、周囲の人たちが褒めてくれることで、少しずつ自己認識が変わり、ファッションが本当の意味で定着してくるのが実感できるはずです。

大山 旬 スタイリスト

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おおやま しゅん / Shun Oyama

アパレル勤務、転職アドバイザーを経て独立。これまで著名人を含む3000人以上のスタイリングを担当。2015年からオンラインファッションスクールを展開。おしゃれが苦手な男性に、ファッションの基本を解説している。主な著書に『おしゃれが苦手でもセンスよく見せる 最強の「服選び」』があるほか、「おはよう日本」「めざましテレビ」などメディアへの出演も多数。

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