テーマは日本の“おもてなしの心”だ。ミニバン「シエンタ」をベースに開発し、従来のタクシーと比べると、高さは1割以上高く1.7メートルを超える。後部左側のドアは大開口の電動スライドドアにしたほか、低床フラットフロアを採用し、乗降しやすくしたことが特長だ。
大きな荷物を持った外国人観光客から高齢者、子どものほか、車いすの人でもそのまま誘導しやすいユニバーサルデザインに変更。室内は窓も大きく開放感があり、乗車中に外の景色を満喫しやすい。
日本を象徴する「深藍」を採用
トヨタとタクシー業界は6年かけて共同開発してきた。会見で川鍋会長は「3年前に(日本交通の)千住営業所にトヨタのエンジニアが10人来て、メーターや架装を全部外して机に並べたうえで、多くの質問を受けた。その結果、A4の日報入れやPETボトルの収納場所などかゆい所に手が届く作りになった。タクシー乗務員のことを徹底して考えていることは、足を一歩踏み入れればわかる」と話した。
この記事は有料会員限定です
残り 1364文字
