最新版!「首都圏の鉄道混雑率」ランキング

おなじみのワースト5に「新顔」が登場

逆に、最も混雑率が下がったのはゆりかもめ(竹芝→汐留間)で、130%から116%へと大幅に低下した。利用者数も約1000人減っているが、これには計測上の理由もある。2016年度の混雑率は8~9時の数値だが、2015年度は18時~19時なのだ。

前年度と違う時間帯のデータとしたのは「朝と夕方を比べて、今回は朝のほうが混雑していたため」(ゆりかもめ)。同線は沿線に東京ビッグサイトがあり、日常利用の通勤客らに加えてイベント参加者の利用もあるため、乗車率が変動しやすい。利用者数そのものは横ばいだが、新型車両の導入とダイヤ改正で輸送力が増えたため、夕方の混雑率は114%程度まで下がっているという。

来年度以降はどうなる?

今後、首都圏の鉄道で大幅な混雑緩和が期待できそうなのは、現在はワースト5にランクインしている小田急線。2018年春に複々線が完成すれば混雑率は160%台まで下がる予定だ。そのほかにも、東急大井町線の急行7両編成化やつくばエクスプレスの一部車両ロングシート化など、混雑緩和につながりそうな施策はいくつかある。まずは混雑率190%を超す「激混み」路線の早急な緩和が望まれる。

次ページ混雑率160%台以下の顔ぶれは
鉄道最前線の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 今さら聞けない競馬のキホン
  • 内田衛の日々是投資
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 若者のための経済学
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「通いやすい」は「住みやすい」  <br>最強の通勤電車

鉄道各社のサービス改善競争は激化、路線間の格差が広がっている。利用客争奪戦で勝ち残る路線はどこか。混雑改善度ほか全7指標で東京圏32路線を格付け、新線・延伸計画の進度など、次の住まい選びを見据えて首都圏・関西路線を総点検した。