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驚愕実態!対北朝鮮制裁は「ザル状態」だった 平壌には今も多くの日本製品が並んでいる

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  • 高橋 浩祐 米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員
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世界の名だたるブランドが並ぶ(写真:NK News提供)

NK Newsが入手した平壌の2店舗内を撮影した写真には、グッチやシャネル、プラダ、バーバリー、モンブランといった世界の名立たるブランド品が写っていた。

日本ブランドでは、ソニーやパナソニック、ヤマハ、セイコーの製品も陳列されていた。具体的な商品としては薄型テレビやノート型パソコン、宝石のほか、ランコムやロレアルの化粧品、さらにはヴィダルサスーンのヘア製品も並んでいた。

禁輸対象としているが…

シンガポール政府は2010年以降、国連の北朝鮮制裁決議に基づき、葉巻や毛皮製品など14の品目をぜいたく品(奢侈品)と定め、禁輸対象としている。このうち、平壌にあるOCNの2店舗では、洋酒と香水化粧品、楽器、革製バッグ・衣類、プラズマテレビ、葉巻、高級宝石、高級時計の8つの品目が販売されていた。

シンガポールから北朝鮮への禁輸措置の対象(写真:NK News提供)

日本はシンガポールよりもさらに厳しく、マグロのフィレや万年筆、楽器、酒類を含め、24品目を北朝鮮への禁輸措置の対象にしている。

ヤマハ製品が陳列されている(写真:NK News提供)

NK Newsが入手した平壌の店の写真には、ドラムやサキソフォン、キーボードといったヤマハ製品が陳列されている。シンガポールにあるヤマハ子会社の広報担当者はNK Newsの取材に対し、平壌でヤマハ製品が販売されていることに同社として驚きを隠せない様子で、調査にも乗り出したことを明らかにしている。

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【平壌の店内で販売されている日本の缶コーヒー】

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