「女性が長く活躍できる職場」は何が違うのか アマゾン・アクセンチュア・アビーム座談会

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木戸 早奈英さん(以下、木戸):本来、ライフの中にワークはあるものですしね。

私にとって、理想のキャリアを実現していくために必要な条件は「裁量が大きい仕事」をさせてもらえる環境があることです。アクセンチュアはスキルをしっかり身に付けていれば、若いうちからある程度の裁量を持った仕事を任せてもらえます。

子どもがいる、いないで任される仕事に違いはありません。最初のうちはハードな時もあるかもしれないけれど、成長を重ねて周囲からの信頼を勝ち得ていくうちに、やがて自分らしい働き方が実現できるようになっていくと思います。

桑原:それに、コンサルタントはプロジェクト単位で動くので、長期休暇も取りやすいですよね。

集中して働いてプロジェクトが終わったら、1カ月くらいお休みをもらって、海外旅行に行ったり、何か勉強する時間に当てたり、メリハリをつけて働けます。

木戸 早奈英さん/アクセンチュア株式会社 アクセンチュアコンサルティング 通信・メディア・ハイテク本部 マネジャー:2007年、新卒で大手コンサルティング会社に入社後、11年に現社に転職。新規事業の立ち上げや海外情報サイトの価値向上、次世代ワークスタイル構築支援事業の推進などを行う。15年に第一子出産。産休後に復職

木戸:そうですね、そういったオンオフの切り替えがしやすいのもコンサルティング会社の特徴ですね。

小野:外資系の企業についても、全く同じことが言えますよ。日系の企業から転職した私にとっては、外資系企業のフレキシブルさが当初は新鮮でした。

「ライフの中にワークがある」という発想が根強く、ライフステージの変化にも柔軟に対応してくれる環境です。

未来は予測不可能、まずは周囲に信頼されよう

――やりがいを持って働き続けるためには、自らの仕事に対するスタンスも重要ですよね。

木戸:目の前の仕事の一つ一つにしっかり取り組むことが大切ですね。そして、その過程の中で成長し、ポジションが上がれば、できることの幅も必ず広がっていくと思います。

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