米S&P500が最高値、FOMC議事要旨を受け 米国経済の強さや早期利上げの路線を確認

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 5月24日、米国株式市場は続伸し、S&P総合500種が終値で最高値を更新した。写真はNY証券取引所のトレーダー、22日撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

[24日 ロイター] - 米国株式市場は続伸し、S&P総合500種が終値で最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が公表した5月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、早期利上げの基本路線が確認され、その背景として経済の強さがあると受け止められた。

FOMC議事要旨によると、参加メンバーは、最近の経済指標の弱まりが一時的である証拠が得られるまで利上げは待つべきとの考えで一致した。

それでもプルデンシャル・ファイナンシャルのチーフ市場ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は「FRBは世界経済の成長拡大を認識しつつ、金利正常化の方針を維持しているようだ」と述べた。ウィーデンのチーフ・グローバル・ストラテジスト、マイケル・パーブス氏は「わたしが印象に残った点の1つは、FRBが消費がかなりしっかりしていると確信していたことで、これは重要な意味がある」と話した。

税務・会計ソフトウエアのインテュイット<INTU.O>は6.7%高。前日引け後に発表した四半期決算の利益が市場予想を上回り、売上高見通しも引き上げた。

ホームセンターのロウズ<LOW.N>は、四半期の利益と既存店売上高がいずれも市場予想に届かず、3%下落。宝飾品のティファニー<TIF.N>は、既存店売上高が予想外のマイナスになったことが響き、8.7%下げた。

米取引所の合計出来高は約61億株で、過去20営業日平均の68億株を下回った。騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が1.30対1、ナスダックが1.07対1といずれも上げが優勢だった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 21012.42 +74.51 +0.36 20949.21 21022.82 20933.58 <.DJI>

前営業日終値 20937.91

ナスダック総合 6163.02 +24.31 +0.40 6154.18 6166.09 6139.33 <.IXIC>

前営業日終値 6138.71

S&P総合500種 2404.39 +5.97 +0.25 2401.41 2405.58 2397.99 <.SPX>

前営業日終値 2398.42

ダウ輸送株20種 9022.52 +12.85 +0.14 <.DJT>

ダウ公共株15種 715.12 +4.58 +0.65 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1074.85 +6.91 +0.65 <.SOX>

VIX指数10.02 -0.70 -6.53 <.VIX>

S&P一般消費財 713.07 +2.51 +0.35 <.SPLRCD>

S&P素材 331.28 +2.26 +0.69 <.SPLRCM>

S&P工業 571.61 +0.34 +0.06 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 574.33 +2.76 +0.48 <.SPLRCS>

S&P金融 390.68 -0.16 -0.04 <.SPSY>

S&P不動産 197.72 +1.25 +0.64 <.SPLRCREC

>

S&Pエネルギー 495.96 -2.17 -0.44 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 872.96 +2.07 +0.24 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 155.70 -1.05 -0.67 <.SPLRCL>

S&P情報技術 959.16 +4.55 +0.48 <.SPLRCT>

S&P公益事業 267.81 +1.80 +0.68 <.SPLRCU>

NYSE出来高 7.97億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 19735 - 5 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物6月限 円建て 19725 - 15 大阪比 <0#NIY:>

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