前場の日経平均は大幅続伸、昨年来高値更新

米長期金利一時2.471%、2月16日以来の水準

 3月2日、前場の東京株式市場で日経平均株価は前日比250円08銭高の1万9643円62銭となり、大幅続伸した。写真は都内で昨年2月撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

[東京 2日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均株価は前日比250円08銭高の1万9643円62銭となり、大幅続伸した。2015年12月18日以来につけた取引時間中の昨年来高値を更新した。前日の米国市場で主要株価指数がそろって最高値をつけたほか、ドル高/円安が進行したことが好感された。ただ、ドル/円が伸び悩むと、日本株も上値が重くなり、高値圏のもみ合いとなった。

米国市場ではトランプ米大統領の施政方針演説を無難に通過したことで今後の政策実行に対する楽観的な見方が広がり、ダウ<.DJI>は初の2万1000ドル乗せとなった。外為市場でも、ハト派とされるブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事が早期利上げの可能性に言及し米国の3月利上げ期待が高まり、1ドル114円台近辺まで円安に振れた。

米長期金利が2.471%と2月16日以来の水準に上昇したことを受け、保険、証券、銀行などが上昇率の上位に並んだ。東証33業種全てが上昇する全面高となった。

市場からは「トランプ大統領の議会演説は具体性に欠けるという批判もあるが、市場の安心感を誘うには十分な内容だったため、米株高で反応したのだろう。日経平均が今後水準を切り上げていけるかについては、終値で昨年来高値をキープできるかが重要」(水戸証券ストラテジストの糸賀雅史氏)との声が聞かれた。

東証1部の午前の売買代金は1兆2957億円。東証1部の騰落数は、値上がり1493銘柄に対し、値下がりが369銘柄、変わらずが140銘柄だった。

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